S&T M1903 分解&整備② 給弾不良/過給弾
S&TのM1903といえば給弾不良なので、
まず初めにマガジンのBB弾を止めておくためのプレートをヤスリで削る。
他の方のブログを参考に削った所、
給弾不良は直ったものの今度は逆にコッキングすると同時に何発も給弾されてしまい
- ボルトを完全に戻せない
- 完全にコッキング出来ても数発同時に弾ポロ
という状態に(これも給弾不良と言えば給弾不良)
装弾数が数発の場合は過給弾は起きず、
一定数装弾した辺りから過給弾が起きることが分かった。
どうやらプレートを削った結果、チャンバー内にあるU字型の弾止め(?)のスプリングとマガジン内のスプリングの荷重バランスが崩れ、弾止めが負けて過給弾が起きてしまうらしい。
構造として、マガジンを入れるとプレートが開放され弾止めとマガジン内のスプリングが釣り合うっぽい(多分)
弾を込めれば込めるほどマガジン内のスプリングが縮み、BB弾を押し出そうとする力が高まる訳だから納得がいく。
だったらマガジン内のスプリングを切ればええやんということで、マガジンを分解しスプリングを切断。
上が元々の長さで下が切断した方。
スプリングの自然長 = マガジンの長さ
位まで最終的にカットした。
恐らくこれ以上切ると、最後の何発かがチャンバーまで上がらなくなりそうなのでこのくらいが限界か。
スプリングを切ってからは給弾不良も過給弾も解消できた。
次回の実戦投入で交換した宮川ゴム性のチャンバーパッキンの交換やら諸々が分かるはず……。